相続財産の評価|弁護士による相続相談|相模原で一番温かい弁護士事務所を目指します。 - サガミ総合法律事務所|相模大野駅徒歩3分|相模原、相模大野、町田、小田急沿線で弁護士をお探しなら当事務所へ。

相続財産の評価

評価が問題となりやすい相続財産

 評価が問題となりやすい相続財産としては、次のような財産があります。


土地の評価方法について

土地の評価の方法については、いくつかの評価基準があります。

 

 

 ①公示価格:国土交通省の土地鑑定委員会による、毎年1月1日を基準日として、

       特定の標準地について通常取引が成立すると認められる価格

 

 ②固定資産税評価額:土地家屋課税台帳等に登録された基準年度の価格

 

 ③相続税評価額(いわゆる路線価)

  :相続税や贈与税などの算出基準として、毎年1月1日を基準として、国税庁から  

   公表されている価格

 

 

 ②固定資産税評価額と③相続税評価額は、不動産ごとに価格を求めることができます。そのうち、②固定資産税評価額は、公示価格の70%を目処にしており、評価が低めとなります。一方、③相続税評価額は、税額算出のための全国共通基準であり公平性に優れています。

 そのため、評価が争いとなっているような場合、一般的には、③相続税評価額が当事者の合意を得られやすい評価といえます。


株券の評価方法について

株式については、①相場のある株式と②非上場株式の2種類があります。

 

 

 ①相場のある株式

 

  実務においては、分割する際に最も近接した時点の、相場における終値によって

  算定します。

 

 ②非上場株式

 

  会社法上の株式買取請求における価格や、財産評価基本通達(税務上の評価基準)  

  で採用されている方式を参考とし、価額を決定することになります。

  算定方法が専門的であるため、公認会計士等の専門家の鑑定を必要とすることが

  多くなります。

 

 

 

 いずれにしても、当事者間で合意ができれば、合意された評価額をもとにした分割が可能です。当事者間で合意が得られず鑑定等の手続が必要となる場合には、費用及び時間がかかってしまうことになります。

 

 なお、株式の相続については、別途コラムもご参考にしてください。

 

まずはご相談ください

相続に関するコンテンツ

相続の流れについて|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ
遺言作成について|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ
遺言の種類について|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ

遺言に書くべき内容について|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ
遺産分割について|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ
相続において問題となる事柄について|弁護士による相続相談|相模原、相模大野、町田で弁護士をお探しならサガミ総合法律事務所へ

サガミ総合法律事務所について

「地域一番の温かい弁護士事務所へ」

サガミ総合法律事務所

(相模大野駅北口より徒歩3分)

トップに戻る パソコン版で表示